Open Diary - December 2011

12/30 (Fri)

ぼくの今年１年の year book が出ました！
- ってのは twournal のことだけど。ここから閲覧できるし、 PDF ファイル(lc) もダウンロードできる。
- で、久しぶりに行ったら、 facebook からも出版できるようになってるね。こっちは名前が fonicle だ。
- ついでなので fonicle の year book も作ってみた。こちらもここから閲覧できるし、 PDF ファイル(lc) もダウンロードできる。
- 眺めてて思ったけど、写真って大事だな。うん。メモメモっと。 (電子書籍について、最近いろいろと考えをめぐらせているのです。)
[blog]「一般企業も真似したいギークの7つの仕掛け」@takoratta(lc)
- 最近ちょっと思うんだが、うちの会社って「ギーク」っぽくない。
  - というか、皆の思考が「ベンチャー」っぽくもない気がする。
  - 機動力こそが、小さいところが大きいところに勝つ時の力になるのになぁ
    （そこしかないのに）
  - 他人を変える／動かすことは大変なので、自分でできることをやるしかないんだが。
  - というツイートをした。 (ichiki_k/status/152636030686740480)
- 以下、関連するツイート：
  - ichiki_k/status/152633637890822144
    「一般企業も真似したいギークの7つの仕掛け」
    http://d.hatena.ne.jp/takoratta/20111221 @takoratta から
    『定例のミーティングがあるからと議論を1週間先延ばしにしたりしては本末転倒』
    なのです　（キリッ
    
    3:14 PM - 30 12月 11
  - ichiki_k/status/152634355435577344
    「一般企業も真似したいギークの7つの仕掛け」
    http://d.hatena.ne.jp/takoratta/20111221 @takoratta からもう１こ
    『DEMO-パワーポイントのスライドも企業やプロジェクトのかっこ良い紹介もなしに
    ひたすら自分たちの技術がいかに世界を変える可能性を秘めているかをデモ』
    ☜いいね
    
    3:17 PM - 30 12月 11
- ついでに、もう一本。
- 「レイヤー越えが出来ない人たち」@takoratta(lc)
  - 引用(編集あり)：
    彼は米国の例だがと断った上で、
    現役技術者はレイヤーや技術の新旧にこだわらずに貪欲に技術を習得し、使っていると言った。
    となると、
    自分の持つ技術に固執し、新しい技術（この場合はWeb技術など）の習得を怠り、
    もしくは無意識のうちにそれらを使うことを避けているのは、
    日本固有の（影響力の強いシニアな）技術者の問題か、企業の方針か。
  - ぼくが個人的に感じるのは、シニアに限らず、いやむしろ驚くべき事に（とぼくは思うんだけど）むしろ若い世代の方が、自分の領域をしっかりと囲っておいて、そういう安全地帯の中で、あれこれやろうとする傾向があるように感じる。自ら望んで、不自由な「型」にハマりたがっているように思える。
  - 自由は大変で、不自由は楽なのは、分かるんだけど。それじゃ、何も起きないだろう、と思う。
  - というような思いを１４０字に凝縮してみた。 (ichiki_k/status/152638148273381377)
- 12/29/2011: 創造的であるということ、自己表現できているかという問い。
- サマリー：創造性、実行力

12/29 (Thu)

[WaoN][music][guitar]デモ・ビデオ、その２
- 昨日のつづき。
- 無事に 960x540 な動画は出来上がっていた。
  - 確認してみたら、音ずれも気になる程ではないので、これで OK とする。
- まず試しに youtube にアップロードしてみる。
  - WaoN 0.10 demo - Kurt Rosenwinkel Improvisation
  - まぁ当然だが、 240p, 360p, 480p までしたできなかった。
  - 1080p も実験したいので、このビデオはとりあえず unlisted にしておく。
- 1080p も、無理矢理作ってみる。
  - ImageMagick で 960x540 な frame 画像を enlarge する。
```
import subprocess

nframes = 7925
for i in range(nframes):
    cmd_str = "convert output/frame-%04d.png -resize 1920x1080 output-1080p/frame-%04d.png"%(i+1, i+1)
    args = cmd_str.split(" ")
    subprocess.call(args)
   
```
  - これを、さっきと同様に ffmpeg で encode する。
  - さて、待つ事ウン時間（計測するの忘れてた、というかする気がなかったので不明）、 1080p ビデオできました！
- 早速アップロード
  - まずは youtube: WaoN 0.10 Demo - Kurt Rosenwinkel Improvisation [HD]
    - 見事に、 240p, 360p, 480p, 720p[HD], 1080p[HD] がそろった！
  - 次に G+: WaoN 0.10 Demo Video
    - 多分、実体は youtube と同じだからだろうけど、同じようにフルセットがそろってる。
    - 実は、最初、既存のアルバム「Music」の中にアップロードしたんだけど、このビデオだけ share しようと思ったら、どうすればいいのか分からず、 post から再アップロードした。
    - 付記：でも、もしかして、あれか、アルバムの中から当のビデオを開いて、その URL を share すればよかったのかな？まぁいいや。
  - 最後に fb: WaoN 0.10 Demo Video
    - アップロード処理の時間が、 youtube/G+ より遅い。
    - 出来上がった動画の解像度のオプションが HD か、 HD じゃないか、の２択しかないのかな？ HD ボタンが付いてるだけ。
  - ichiki_k/status/152309293390114816
    動画アップロード実験、
    G+は処理は早く youtube と同じバリエーション（1080pまで、ま当然）
    fbは処理は遅く解像度はHDか否かの２択（？）。
    でもG+のアルバムの使い方分からず、今ポストとして再アップ中…
    （アルバムの中の画像／動画１つをshareってどうすんの？）
    
    5:45 PM - 29 12月 11
- ってことで、 Kurt 先生の珠玉のギターソロの可視化は、ここで一旦終了。
  - あとは、この動画を参考にして、かつて無謀にもぼくがやろうとしたタブ譜起こしを、誰かにやってほしい！
  - 注：6/15/2008 に、本当に最初の最初の部分をちょっと採ってみたものがある。
- 1/1/2012: ２０１２年の目標、音楽の勉強 - 曲目リスト
ひさしぶりに、ブログに手を入れた
- 前回が 10/11/2011 なので、２ヶ月以上だな。
- 日記を書く、書き続けるということについて、これまで色々と断片的に書いていたと思うが、ちょっとまとめておこうという気になった。
  - サマリー：日記を書くということについて。
世の中には２種類の人間しかいない
- という言説(statement)は、誰にでも無条件に言える、つまり一般的な真理だ。ポイントは、
  ○○な人か、そうでない人
  と、 A and not A の形にすること。論理学 (^-^)
- てな蘊蓄はおいといて、今ここでぼくが吐き出してしまいたいメッセージは、
  もし自分が頭脳労働者で、
  自分の分野で自己表現できていないなら、
  自分の能力の未熟さを直視し、
  自分を高める努力を具体的にしろ
  ということ。
  - いわゆるホワイトカラーなサラリーマンで、創造的な仕事をすべき場所にいる人間に対するはなし。
  - 彼ら／彼女らに、まず自問してみろ、と。つまり、
    - 作家なら、文章で自己表現できているか？
    - サッカー選手なら、プレーで自己表現できているか？
    - 音楽家なら、演奏で自己表現できているか？
    - 科学者なら、研究で自己表現できているか？
    - プログラマなら、コードで自己表現できているか？
  - できている、と胸を張って言えない場合は、
    - 作家なら、何をすべきだろう？ぼくは作家からは一番遠い場所にいる気がするので、よく分からない。
    - サッカー選手なら、自分の技術を高めるようトレーニングするのかな？
    - 音楽家なら、技術を高めたり、あるいは一流の音楽家と共演したりするのもいいのかな？
    - 科学者なら、足りない知識／技術を怠りなく１つ１つ積み上げ、また世界一流のホンモノの研究者を身近で感じるのもよいのだろう。
    - プログラマなら、プログラミングのスキルを高めるしかないだろう。
  - プログラミングのスキルを高める方法には、
    勉強する、コーディングする、
    勉強する、コーディングする、
    勉強する、コーディングする、
    他になにかあるだろうか？
  - プログラマは、恵まれている（たとえば、音楽家や作家にくらべて、という意味で）。
    - なにしろ、自分たちが書くソースコードはコンピュータによって論理的に処理された結果が彼ら／彼女らの成果物であるから。
    - 間違いは（基本的に）ソースコードに現実に存在するものだから。
    - 神様に祈る必要も、神社に裸足でお参りする必要もないのだから。
    - 参考、サマリー：デバッグという行為
- なんでこういう事に思い至ったかというと、最近よく
  世の中には、作る人間と、消費する人間の２種類の人間がいる
  ということを感じるから。クリエーターと大衆、というような話をしている。
  - 最初に書いた「A or not A」形式ではないので、 crystal clear ではない、かな。
  - 実際、必ずしも「作らない人間」＝「消費する人間」とは限らないし、「作る人間」が同時に「消費する人間」であったりもするけれど。
  - でも、大雑把に言うと、消費する事は簡単で、まぁ誰にでもできる (正しく消費する、つまり賞味できるかどうかは、それなりのスキルを要するが)、どんなものであれ、それを作る、つまり形にすることができる人というのは、（どういう訳かは知らないが）比較的限られているように見える。
  - ぼくがここで言いたい「作る」という行為は、ゼロから（スクラッチから）創り出す営為をさす。なので、既存のコンテンツを修正して「これはオレの作品だ」というような人は、とりあえず「作れない人」にカテゴライズしておく。
  - 世の中見渡すと、「あ、これはアレのパクリだ」とか、「アレをこの設定に焼き直したものか」とか「アレとコレをミックスさせたんだな」ってものだらけ。
  - 本当にオリジナルなコンテンツは、貴重であり、それが創り出せる人材の貴重さは、もちろん、言うまでもない。
- ここに、プロという概念を持ち込んでくる。
  - ここで１つのポイントは、「プロという看板を掲げるからには、云々」という、１つのレベルというのがある、ということ。
  - プロのサッカー選手なら〜〜とかいうやつ。プロの作家なら〜〜でもいい。
  - これは、先に話した「作る能力」を持つ、という風に言いかえる事ができると思う。つまり「プロ」とは「作ることができる人」ということ。
- 一方で、「プロ」という概念に派生してくるイメージに「サラリーマン」という言葉がある。
  - 意味としては、学生とか職に就いてない人に対する概念としてのそれ。だから、じゃあ自営業者は？とかいうはなしではなくて。
  - 職に就くということは、多かれ少なかれ、誰しも経験することだ。
  - その際、つまり就職の選考過程において、ほとんどの場合、先程はなした「作る能力」については本質的な部分として問われる事はない。
    (形式的に、あるいは、きわめてレベルを落とした形で問われる事はあるが。)
  - その結果、「作る能力」がない「プロ」が出てくる、それも結構な数で。
    （というか、恐らくは「プロ」の大半は「作る能力のない人」の方だろう。）
  - 参考、サマリー：職業、プロ
- 思い込みというのは恐ろしいもので、現実とは関係なく、そうであると信じ込んでしまう場合がある。
  - 特に、日本人は世間とか、お上が決めるルールとか、みんながそういうからとか、くうきとか、そういう思い込みを無批判に受け入れやすい傾向があると思う。
  - その結果、実際には作る能力のないプロなんだけど、「自分はプロである」という状況と、「プロとは作る能力のある人」という規範から、 (自分にその能力があるかどうかという検証プロセスをすっ飛ばして) 「オレはできる」と思い込む人が出来上がる。
  - そういう「自分はすごい」と思ってる（けど、能力のない）人間は、
    - 自分の設定するレベルをクリアできずに腐るか、
    - 人がつくったものをマネしていい気になるか、
    そんな感じ。
  - いや、まだモノマネでも、気の利いたモノをまねるのならまだマシな方だ。
    - そういう人間は、少なくとも鑑賞する能力は持っている。
    - レベルの低い人間は、何がいいものなのかを自分で判断する事ができないので、「みんながいいと言っているもの」のモノマネしかできない。
    - これでは、もうほとんど周回遅れに追い抜かれるランナーのような状態だ。
- 自分の就いている職業で、自己表現ができているか、自分でチェックするのは簡単なことだ。
  - 他人の目からそれをチェックするのは、自己チェックよりも格段に難しい。
    (だって、誰しも自分の事をよりよく見せようと偽っているから。)
  - でも、現実を直視して、もし今の自分にその実力が備わっていないのならば、それで、それでもまだ自分はその仕事で生きていきたいと思うのなら、話は簡単で、今この瞬間から、きちんと自分を高めていけばよい。
    - 「現在にないものは永久にない」(岡本太郎) は、逆に読むと、つまり今この瞬間に手に入れればよいということ。
    - 参考、サマリー：創造性、実行力
- 自分に対する謙虚さのない、向上心のない、能力のない人間は、５年たっても、何者にもなれない。
  - 10/20/2011: 「より速く適切に学べる人：その理由」〜失敗から学べるか否か

12/28 (Wed)

仕事納め
- 今年は変則的（？）で、昨日の忘年会の温泉（ぼくは今年は不参加）から帰ってきた今日、職場の大掃除をして、ごくろうさまという、そういう仕事納め。
[WaoN][music][guitar]デモ・ビデオ
- 昨日 WaoN 0.10 をリリースしたが、密かに、この成果はすごいと思っている。
  - というか、これでやっと、比較的、使い物になるレベルになったかな、と。
    - これまでは、やはり、必要な音を取り逃がさないようにとしてたので、それに伴う余分なゴミも沢山ピックアップしていた。
  - 当社比（0.9 と 0.10）、つまり改良前、改良後のノート数を見ると、
    - Kurt Rosenwinkel Improvisation:
```
waon-0.9
WAON_notes : n = 28066

waon-0.10
WAON_notes : n = 8690
    
```
    - Brad Mehldau Better Days Ahead Intro:
```
waon-0.9
WAON_notes : n = 60894

waon-0.10
WAON_notes : n = 23266
    
```
  - 結果を聞いてみた感じでは、大事な音が消えているようなことはなさそうだ。
  - ってことで、大満足！
- よい結果は、みんなに公開すべきだ！ (定理：何でもいいから成果を出していこう) ということで、 midi file を Google Documents に公開してみる。
  - ツイート
    waon 0.10 の実力、
    https://docs.google.com/open?id=0BzlIRpeAn3g3ZjMyMjVhOTgtNmZhNS00YTBjLTlmZTAtOTA3ZmM2MmIxMzBm
    https://docs.google.com/open?id=0BzlIRpeAn3g3N2IxNTM4ZjItNzgwMC00YWQ3LWJmNjAtMmYxMDllNGU5ZGZi
    
    11:50 AM - 28 12月 11
- この成果を分かりやすくプレゼンする意味で、ビデオを作ろうとしている。
- 前回(12/25/2011)のように GarageBand で演奏させたものをキャプチャすることはせず、手動でだけどもっと精密に動画を作ってみる事にする。
  - 断念した理由は、職場の mac mini が不調で、すごく遅いこと。
  - 挑戦した理由は、実際の演奏と同期させたかったから。
- やったことのまとめ：
  - 準備編 - 素材を準備する。
    - audio： GarageBand に midi file を読み込んで、 export する。
      - Kurt Rosenwinkel's improvisation は Clean Guitar で
      - Brad Mehldau's Better Days Ahead Intro は Grand Piano で
    - 楽譜： GarageBand に midi file を読み込んで、その画面をキャプチャする。
      - 後で合成するために、各画像で楽譜部分だけきれいに切り出しておく。
      - 各小節を切り出すのは、以下の処理で ImageMagick を使った。
        convert bar-001-014.png -crop 64x482+0+0 bars/bar-001.png convert bar-001-014.png -crop 64x482+64+0 bars/bar-002.png convert bar-001-014.png -crop 64x482+128+0 bars/bar-003.png convert bar-001-014.png -crop 64x482+192+0 bars/bar-004.png convert bar-001-014.png -crop 64x482+256+0 bars/bar-005.png convert bar-001-014.png -crop 64x482+320+0 bars/bar-006.png convert bar-001-014.png -crop 64x482+384+0 bars/bar-007.png convert bar-001-014.png -crop 64x482+448+0 bars/bar-008.png convert bar-001-014.png -crop 64x482+512+0 bars/bar-009.png convert bar-001-014.png -crop 64x482+576+0 bars/bar-010.png convert bar-001-014.png -crop 64x482+640+0 bars/bar-011.png convert bar-001-014.png -crop 64x482+704+0 bars/bar-012.png convert bar-001-014.png -crop 64x482+768+0 bars/bar-013.png convert bar-001-014.png -crop 64x482+832+0 bars/bar-014.png ...
        
        このように、キャプチャ画像には 14 小節含まれていて、横幅はそれぞれ 64 ピクセル。
        
        この結果、 64x482 な小節画像の短冊がたくさんできる。 Kurt Rosenwinkel の場合、 123 小節。
      - この他に、ノートが乗ってない blank な小節画像 bar-blank.png も GIMP で作っておく。
      - それから、 indicator も切り出して、作っておく(sign.png)。背景は透明にしておく。
    - 背景：楽譜用に撮った GarageBand の画像をベースに、左の鍵盤を残して、上にタイトル領域を作る。
      - 最初 1080p で作りたいなと思って、 16:9 なら横は 1920 なので、 1920x1080 を作ろうとするが、素材のサイズからちょうど半分の 960x540 だとそのまま使えそうだったので、これでいくことにする。
      - タイトルは GIMP で Brush Script MT Italic を使う。
      - 最初、そこで使「WaoN」も Brush Script で書いてたが、ふと、ロゴを使おうと思って、今の形にしてみた。
    - superimpose する動画： youtube から持ってきて、 ffmpeg で frame 画像にダンプしておく。
```
rm -rf decoded
mkdir decoded
ffmpeg -i KurtRosenwinkel-rzR1tAo-gRU.flv\
 -r 30000/1001 -f image2 decoded/frame-%04d.png
    
```
  - 素材の時間軸のチェック
    - original movie は 264 秒で 7925 frames ある。
    - 最初の 7 秒は動画のタイトルなどで無音。
    - midi file は最初の音が出たときからスタート。 (original の 211 frame からはじめる。)
    - original movie の 7575 frame あたりが演奏終了。
    - midi の 123 小節に対応する frame カウントは 7365.
    - 各小節のピクセル幅は 16 なので、スクロールのスピードは、 123 * 4 * 16 / 7365 [pixel / frame]
    - GarageBand で出力した sound file の頭とお尻に、対応する無音部分を追加しておく。
      - audacity でやったけど、無音部分に white noise が乗るのは、このせいか？
  - フレーム画像の生成
    - 以下のような python script を書いた。
```
import subprocess

# pixel is that 16 pixel = 1 beat, 4 beat = 1 bar.
def compose_score (pixel):
    px = int (pixel % 16.0)
    beat = pixel / 16.0
    bt = int (beat % 4.0)
    bar = beat / 4.0

    nbar = int( bar )
    offset = pixel - nbar * 64

    str_score = ""
    for i in range(nbar, nbar + 16):
        x0 = (i - nbar) * 64 - offset
        if x0 < 0 : x0 = 0

        if x0 + 19 < 960 and i+1 <= 123:
            str_score += " bars/bar-%03d.png -geometry 64x482+%d+57 -composite"%(i+1, x0 + 19)
        else:
            str_score += " bar-blank.png -geometry 64x482+%d+57 -composite"%(x0 + 19)
    return str_score


nframes = 7925
for i in range(nframes):
    str_frame = " decoded/frame-%04d.png -geometry 384x288+570+12 -composite"%(i+1)
    str_output = " output/frame-%04d.png"%(i+1)

    if i < 210:
        # still
        cmd_str = "convert background.png"\
            + str_frame\
            + str_output
    else:
        # calc pixel
        dpdf = 123.0 * 4.0 * 16.0 / 7365.0
        pixel = dpdf * (i - 211)

        if pixel < 3 * 64:
            # score is in the initial position
            str_score = compose_score (0)
            # sign is moving
            str_sign = " sign.png -geometry 15x480+%d+60 -composite"%(pixel + 19 - 7)
        elif i < 7575:
            # sign is stop at the third bar position
            str_sign = " sign.png -geometry 15x480+%d+60 -composite"%(3 * 64 + 19 - 7)
            # score is moving instead
            str_score = compose_score (pixel - 3 * 64)
        else:
            # stop scrolling
            pixel = dpdf * (7575 - 211)

            # sign is stop at the third bar position
            str_sign = " sign.png -geometry 15x480+%d+60 -composite"%(3 * 64 + 19 - 7)
            # score is moving instead
            str_score = compose_score (pixel - 3 * 64)

        cmd_str = "convert background.png"\
            + str_score\
            + str_sign\
            + str_frame\
            + str_output

    args = cmd_str.split(" ")
    subprocess.call(args)
    
```
    - この結果、 output directory に frame-%04d.png が生成される。
  - 動画の生成
    - ffmpeg で h264 な mp4 を作る。
```
ffmpeg \
 -r 30000/1001\
 -f image2 -i output/frame-%04d.png \
 -pass 1\
 -an\
 -vcodec libx264\
 -b 8000k\
 -r 30000/1001\
 -coder 1 -flags +loop -cmp +chroma\
 -partitions +parti8x8+parti4x4+partp8x8+partb8x8 -me_method umh\
 -subq 8 -me_range 16 -g 250 -keyint_min 25 -sc_threshold 40\
 -i_qfactor 0.71 -b_strategy 2 -qcomp 0.6 -qmin 10 -qmax 51 -qdiff 4\
 -bf 3 -refs 5 -directpred 3 -trellis 1\
 -flags2 +bpyramid+mixed_refs+wpred+dct8x8+fastpskip\
 -wpredp 2 -rc_lookahead 50\
 -f rawvideo\
 -y /dev/null
ffmpeg \
 -r 30000/1001\
 -f image2 -i output/frame-%04d.png \
 -i KurtRosenwinkel-Improvisation-adjusted.wav\
 -pass 2\
 -acodec libfaac -ar 44100 -ab 96k \
 -vcodec libx264\
 -b 8000k\
 -r 30000/1001\
 -coder 1 -flags +loop -cmp +chroma\
 -partitions +parti8x8+parti4x4+partp8x8+partb8x8 -me_method umh\
 -subq 8 -me_range 16 -g 250 -keyint_min 25 -sc_threshold 40\
 -i_qfactor 0.71 -b_strategy 2 -qcomp 0.6 -qmin 10 -qmax 51 -qdiff 4\
 -bf 3 -refs 5 -directpred 3 -trellis 1\
 -flags2 +bpyramid+mixed_refs+wpred+dct8x8+fastpskip\
 -wpredp 2 -rc_lookahead 50\
 output.mp4
    
```
    - preset がないと文句を言われるので、手書きで。
    - audio は aac にする。 (なので ffmpeg は +nonfree でビルドしておく必要がある。 macports の場合。)
    - 結果は output.mp4
- 不満なところ
  - 一番左の小節のスクロール、手を抜いている。
    - ImageMagick でうまいことするのが、面倒だったので。
    - でも、出来上がったものを見ると、これはこれで味があるような気がしてきた。
- encode を実装させたまま、就寝。
  WaoN 0.10 のデモ・動画を作ろうとして、気がつくと０時。
  教訓：動画を手で作ろうとしないこと！
  ちなみに今は 1080p にしちゃえ、と元画像を２倍にスケール中
  （どんな HD なんだ、ってのは置いといて、と）
  
  12:02 AM - 29 12月 11
- 1/1/2012: ２０１２年の目標、音楽の勉強 - 曲目リスト

12/27 (Tue)

[WaoN][SF] バージョン 0.10 リリース
- 先日来、挑戦していた midi data の clean-up が完了したので、久しぶりに WaoN をリリースしようとする。
- ツイート
  - ichiki_k/status/151690321980432384
    WaoN の新しいバージョン 0.10 をリリースした。
    久しぶりだ（見たら 0.9 は 2007年だった…）
    http://waon.sourceforge.net/
    先日できることを発見して以来GarageBandで使ってて、
    気になった出力のゴミをできるだけキレイにした。
    
    12:46 AM - 28 12月 11
  - ichiki_k/status/151692235132514304
    ほんと久しぶりにSFに入ったけど、もう何かよく分からないな。
    リリースの方法とか変わったみたいだし、文書読む気も起きないし、もう適当だ
    RT @ichiki_k WaoN の新しいバージョン 0.10 をリリースした。
    http://waon.sourceforge.net/
    
    12:53 AM - 28 12月 11
- G+: 「waon 0.10 Released!」
- 1/1/2012: 2012年の目標、 learn music (with WaoN!)

12/26 (Mon)

今日のパノラマ
- ichiki_k/status/151162400555544576
  久しぶりにphotosynthってみた。
  http://photosynth.net/view.aspx?cid=5e0c5759-9b2b-4ce0-8270-e04ade89cd85
  
  1:48 PM - 26 12月 11
- ichiki_k/status/151176085625778178
  Sky on a snowy day http://instagr.am/p/bx4-5/
  
  2:42 PM - 26 12月 11

12/25 (Sun)

[music]音楽の可視化、その２
- 昨日 (12/24/2011) の Brad 先生のイントロのイントロの採譜も一種の可視化ではあるが、これを今回は動画にしてみよう、という企画。
- youtube にアップした動画：
- G+: 「Brad Mehldau's Intro to Better Days Ahead, played by GarageBand」
- ichiki_k/status/150797064865984513
  この週末の成果、その１を、一本のビデオにまとめてみた。
  結構、大変だった。
  http://www.youtube.com/watch?v=2MnO-WaFw9E
  
  1:36 PM - 25 12月 11
- fb: Brad Mehldau's Intro to "Better Days Ahead", played by GarageBand
  WaoN で transcribe した midi データを GarageBand で編集して、
  それを元の演奏の音源と一緒に GarageBand で演奏したものを動画にしてみた。
  結構、大変だった。
  ってのも、ぼくの Leopard の QuickTime Player では Screen Recording できないので、
  職場の Snow Leopard な Mac mini にリモートで入ってそこでキャプチャして、
  でも音が入らなくて、それは別途 GarageBand で書き出して、
  ついでにタイトル画面を楽譜画像にしようと思って、
  結局 ffmpeg で素材を全部 dump して、再 encode して、やっとできた。
  あ、 fade-out (中途半端なやつ) は
  最初 ImageMagick の convert の modulate でやったけど、色がおかしくなって断念して、
  GIMP で手でやった。
  という、大変手間のかかった動画です \(^o^)/
- 12/28/2011: WaoN 0.10 のデモ・ビデオを作成。
- 6/15/2008: Giant Steps の可視化。
- 4/20/2011: Brad Mehldau の「Don't Be Sad」の動画。
- 1/1/2012: ２０１２年の目標、音楽の勉強 - 曲目リスト

12/24 (Sat)

[music]音楽の可視化
- 実は今更なことで大変はずかしいというか、本当にもったいない事をしていたなぁと思うのだけど、出来ない出来ないと思っていた GarageBand に midi file を取り込む事が、何のことはない、普通にできることに、今日、気がついた。
  - これまでは単純に、メニューに「Import」とかないなぁ、「Open」は GarageBand のファイルだけみたいだなぁ、とあっさりあきらめていた。
  - このソフトの大枠というか概念というか、それをきちんと把握していなかったということも出来るのだろうし、そもそも drag-and-drop はぼくの中の操作の選択肢には入ってないので… (と、ぼやき／言い訳)
  - 結論は、 software instrument track に midi file を drag-and-drop するだけ。これだけ。簡単で、当たり前のようにできる。まぁ出来て当然なんだけどね。 (midi keyboard とかと普通にやり取りしているわけだし…)
  - それに、今にして思えば、これまでも real instrument track には wav file を drag-and-drop していたな、オレ…
  - 1/1/2012: 2012年の目標、 learn music (with WaoN!)
- ってことで、ここしばらく microKEY で遊んでたネタの１つ「Brad Mehldau の Better Days Ahead へのイントロのピアノ・ソロ」@youtube で遊んでみた。
  - 最初の部分を切り出して、 WaoN に食わせて、その midi file を GarageBand に食わせて、整理して、楽譜表示してみた。
  - うん、きれいに採れている。
- 話は変わるが、 WaoN に頼る前に microKEY で遊んでた時、それでも pv には頼ってて、スピードをずっと遅くして頑張ってたんだけど、ふと、これって英語の dictation と同じノリだな、と発見した。
  - その上での自分に対する認識として、オレのピアノのリスニング／プレイング能力は、英語のリスニング／ライティング能力に遥かに及ばないなぁ、と。
  - 今回のこの８小節ですら、最初の２小節目までが限界で、その後はヘロヘロで全然採れなかった。
  - ピアノ、もっと研鑽しようっと。
- 採譜した楽譜（最初の８小節） transcription of Brad Mehldau's play of introduction to "Better Days Ahead"@G+
- 以下、今日のツイートから：
  - ichiki_k/status/150464483511382016
    この週末の成果、その１。
    https://plus.google.com/106982159221100227627/posts/bH5qf36tCyg
    今日の発見は、GarageBand が standard midi file を取り込める事を知った事。
    これで WaoN http://waon.sourceforge.net/ の結果を編集できる！
    
    3:35 PM - 24 12月 11
  - ichiki_k/status/150495574133710848
    で、これが GarageBand ファイル
    https://docs.google.com/open?id=0BzlIRpeAn3g3YjU2Y2Q2NGQtNmExYS00ZWVmLTgwZGItNmNlZjZlM2U2YTM0
    RT @ichiki_k https://plus.google.com/106982159221100227627/posts/bH5qf36tCyg
    
    5:38 PM - 24 12月 11
  - ichiki_k/status/150498130226458624
    で、以下がものネタの演奏（についてのツイート）
    https://twitter.com/#!/ichiki_k/status/81940744448913408
    RT @ichiki_k で、これが GarageBand ファイル
    https://docs.google.com/open?id=0BzlIRpeAn3g3YjU2Y2Q2NGQtNmExYS00ZWVmLTgwZGItNmNlZjZlM2U2YTM0
    RT @ichiki_k https://plus.google.com/106982159221100227627/posts/bH5qf36tCyg
    
    5:48 PM - 24 12月 11
- 4/20/2011: Brad Mehldau の「Don't Be Sad」の動画。
- 12/4/2011: KORG の microKEY を買った。
- 12/25/2011: 音楽の可視化、その２、動画編。
- 1/1/2012: ２０１２年の目標、音楽の勉強 - 曲目リスト
クリスマス・プレゼント。
- 誰かさんからぼくへのプレゼントは、彼女の別のパーティ用のプレゼントの予備(手袋)をもらった。
- ぼくからぼくへのプレゼントは、 microKEY を買った！(12/4/2011)
- で、ぼくから誰かさんへのプレゼントについて、しばらく考えてたんだけど、思い出して、去年手に入れられなかった「石川県民手帳 2012」 (cf. いしかわ統計指標ランド)を、昨日こっそり買ってきた。
- 「明日の朝、たのしみにしてな」と言ったら、「もう、今くれ」とうるさいので、結局クリスマス・イブの今日、あげた。
- 去年は探してももう売り切れでくやしい思いをしたせいか、今年は売り場でまだ半分くらい残ってるのを見て、もったいなくて、２冊かったので、お揃いで、一冊は自分用 (^-^)

12/16 (Fri)

初積雪
- モンちゃん、大喜び！
- http://instagr.am/p/Zbvo2/

12/6 (Tue)

[run] running
- Running Dec 06, 2011 :: 9:43 PM - 10:49 PM@runkeeper
```
   11.89km  1:05:57  5:33min/km  10.81km/h
  
```
- 3/10/2012: 冬眠から復活！

12/5 (Mon)

[music]microKEYが届いた。
- 箱を開けて鍵盤に最初に手を置いた時、一瞬「あぁ、やっぱり full size key にするべきだった」と思った。
- でも、しばらく触っているうちに、やっぱりこれで良かったと思った。
- 楽器をはじめるとき、特に鍵盤（ピアノ）の場合、（さらに特に、クラシックの場合）ピアノ原理主義ってのがある。音楽ってのは、そんなもんからは独立に存在しているものなので、くそくらえなんだなと、ぼくは弾けないギターを触りながら痛感した。
- 普通、ピアニストは完璧にチューニングされたピアノを弾く人なので、絶対音感に隷属しているのに比べ、ギタリストってのは自分でチューニングするし、それも時と場合によって（つまり、きちんとしたチューナーがなければ） A が 440 Hz から微妙にずれたキーで、それでも気持ちよく演奏するし、演奏出来る。
- サイズの違うキーボードを触っていて感じたのは、鍵盤の上のテクニックに意識を向けるのではなく、出てくる音に意識を向けていることを認めたから。 (それはつまり、楽器を操る技量がヘタクソだから、なのかもしれないが。)
- 似たような話は、そういえば、松岡正剛が derek bailey の話として紹介していたな。
  - 6/25/2006: 千夜千冊「即興の精神がすべての思想と対峙する」
- ぼく自身の、今の頭の中には、我が尊敬するブラッド先生が、彼のドキュメンタリーの中で、自分ちでくつろぎながら、ちゃちなキーボード（リズム伴奏が付く、ミニサイズの、ひざに乗る、もしかしたらカシオ！の）で、楽しそうにソロを弾いていたシーンがある。
- 12/4/2011: microKEYをオーダーした。

12/4 (Sun)

[music]microKEY買った。
- ichiki_k/status/143158842665082881
  買ってしまった。結局KORGのmicroKEYに。
  これで布団に入って弾けるぜ！
  RT @ichiki_k ちっちゃいキーボード欲しいなぁと思ってるけど、
  単体で音出せるもの（カシオは避けて）って、全然ない…。
  やっぱUSBタイプのコントローラかな
  （そもそも、まだ、買うかどうか未定）
  
  11:45 AM - 4 12月 11
- 12/5/2011: microKEYが届いた。
- 12/24/2011: 音楽の可視化。
- 12/24/2011: クリスマス・プレゼント。

12/1 (Thu)

京都に日帰り出張
- とはいえ、けいはんな地域で、ぼくにとっては新しい土地だったので、別に感慨もわいてこなかったけど。

2011年12月

12/30 (Fri)

12/29 (Thu)

12/28 (Wed)

12/27 (Tue)

12/26 (Mon)

12/25 (Sun)

12/24 (Sat)

12/16 (Fri)

12/6 (Tue)

12/5 (Mon)

12/4 (Sun)

12/1 (Thu)